リハビリテーション科

当科について

科の特色・紹介

各診療科の入院患者さんの早期機能回復を中心に、理学療法・作業療法・言語聴覚療法を行っています。
 療法士スタッフは、理学療法士16名・作業療法士4名・言語聴覚療法士5名配置されています。リハビリテーション施設基準Ⅰをクリアしています。
 より早くより良い機能で退院していただけるリハビリテーション治療を目標にしています。


●リハビリテーション治療について
 リハビリテーション治療(訓練)とは、

 ・脳、脊髄あるいは末梢神経に出血が起こったり、血管が詰まった
 ・外傷により損傷、あるいは腫瘍や炎症などの病因で神経細胞の変性が生じて麻痺が生じた
 ・骨折、脱臼、筋腱の損傷などの外傷後
 ・関節炎や加齢に伴っての骨格の変形、関節拘縮、痛みなどの障害例

 さらには、何かの病気で長期間の臥床しての治療が続いたために、病気そのものは軽快したにも関わらず、四肢の力が弱くなって、起立、歩行が困難になってしまった人たちに対して、座る、立つ、歩くあるいは移動するなど生活上の基本的動作能力の回復、そして日常生活から社会復帰を目指して、温熱や電気刺激などの物理的刺激を加えたり、牽引具を用いたりして、循環をよくし、痛みを和らげる方法や種々の器具などを用いながら、体操・訓練を行う方法です。

 これは、以下の3種類の方法に大別されます。

(Ⅰ)理学療法
 (ア)固まっている関節(拘縮)を再び動く関節へとする(可動域)訓練、また拘縮を予防する体操
 (イ)神経障害例に対して、反射を利用しての神経筋の再教育
 (ウ)麻痺したり萎縮している筋の強化。この場合、麻痺側でできない動作を非麻痺(健)側で代って行うための学習と筋力強化も行なわれます。
 これらによって、起立から立位~歩行へと(障害によっては車いす、杖や補装具、義肢を使用して)、また上肢での動作訓練を行って、基本的動作から実用的動作、そして日常生活の自立へと目指します。
 なお、肺や心臓の手術をされた方の手術後の呼吸量の増大(主に腹式呼吸)を、また喀痰を容易に喀出できるように訓練する「呼吸理学療法」も特殊なものとして行っています。
 これらは、理学療法士が担当します。

(Ⅱ)作業療法
理学療法で獲得した基本的動作能力を基に、さらに衣服の着脱、洗顔、スプーン、フォークから箸での食事の摂食、ベッドあるいは畳での生活、入浴、トイレ動作、履き物の着脱、台所での調理や、簡単な工作等々の手技へと、より実用的動作能力を高める訓練です。
これらは、作業療法士が担当します。

(Ⅲ)言語聴覚療法
 脳血管障害、腫瘍や変性などで、言葉がうまく話せない、呂律が回わらなくて発音が不明瞭だとか(構音障害)、思った言葉が出て来ない(失語)例、また聴力障害に対して、人工内耳の埋込み手術を受けた人の手術後の訓練を行うものです。
 これは、言語聴覚士が担当します。

 

対象疾患・診療実績

対象疾患

脳血管障害からの早期回復・整形外科手術等機能再建を目的にした治療後の早期機能回復・術後の合併症(特に呼吸器)の予防・原疾患に伴う廃用症候群の予防、回復が主な対象です。

お知らせ・その他

当科での診察をご希望される患者さんへ

各診療科の主治医からのリハビリテーション依頼に応じ、リハ科医師の診断・評価によるリハ処方に基づき、各療法士が療法を行う体制をとっています。主治医と密な連携をとるよう心がけておりますので、リハに関する希望等、受診の際にはまず主治医とご相談ください。
 なお、原則として外来患者さんの治療は行っていません。ご了承ください。

スタッフ
姫野 吉徳 理学療法士 課長
松本 好弘 言語聴覚士 係長
稲葉 一実 理学療法士 係長
三原 秀昭 理学療法士 係長
原 典子 理学療法士  
小守 規之 言語聴覚士  
葉山 直弥 理学療法士  
井上 佳子 作業療法士  
江川 芽実 作業療法士  
中村 珍輔 理学療法士  
小泉 亮平 理学療法士  
的場 裕子 言語聴覚士  
髙橋 浩平 言語聴覚士  
小山 恵里子 理学療法士  
高南 総一郎 理学療法士  
塩﨑 真旭 理学療法士  
中林 智美 作業療法士  
小塚 祐大 理学療法士  
塚本 千波 理学療法士  
中川 水晶 言語聴覚士  
長井 里絵 理学療法士  
阪口 詩歩 理学療法士  
谷 美奈子 理学療法士  
長橋 泰聖 作業療法士  
宍喰 響 理学療法士