形成外科
Department of Plastic and Reconstructive Surgery
科の特色・紹介
当院は、阪神間で最も早くから形成外科診療を始めた医療機関の一つであり、形成外科全領域において専門的な治療を行っています。
外傷、皮膚腫瘍、先天異常の患者さんについて多くの診療所や病院から紹介があります。 形成外科あてに患者さんを紹介してくださる診療科は、皮膚科、眼科、整形外科、外科、内科、小児科など、多岐にわたっています。
対象疾患
- 顔面骨骨折 顔面軟部組織損傷
- 唇裂口蓋裂 小耳症 副耳 多指症 合指症
- 皮膚悪性腫瘍・良性腫瘍 悪性腫瘍切除後の再建(乳房再建含む)
- 眼瞼下垂症
- 瘢痕硬縮・ケロイド
- 下肢静脈瘤潰瘍
- 腋臭症(Botox注射)
診療実績
令和5年度
入院
延患者数 | 新入院患者数 | 1日平均患者数 | 平均在院日数 |
---|---|---|---|
2,239人 | 192人 | 6.1人 | 13.0日 |
外来
延患者数 | 新外来患者数 | 1日平均患者数 |
---|---|---|
5,092人 | 680人 | 21.0人 |
治療実績・手術実績(令和4年度)
腫瘍(良性・悪性) | 408例 |
潰瘍 | 141例 |
炎症・変性疾患 | 50例 |
外傷(顔面骨骨折含む) | 88例 |
瘢痕・ケロイド | 27例 |
先天異常 | 22例 |
その他 | 63例 |
お知らせ
特殊医療機器について
- 高周波メスを用いたホクロ、イボの治療
- 皮膚灌流圧(SPP)測定装置
- 下肢静脈瘤治療用半導体レーザー治療
- ボトックス注射による原発性腋窩多汗症治療
地域の医療機関の先生方へ
- 令和5年度
紹介率 91.5% / 逆紹介率 40.7%
当院は日本形成外科学科認定施設となっております。
形成外科全般にわたり広く診療しており、眼瞼下垂・顔面骨骨折・ケロイド・下肢静脈瘤等のご紹介を数多くいただいております。手指・足の外傷、腫瘍や外傷等によって生じた組織欠損の再建、唇顎口蓋裂・小耳症などの先天性奇形の治療も特異分野です。症例に関してはお気軽にお問い合わせください。術後は可能な限り紹介元の先生方に逆紹介を行っております。