病院実績のご案内
Hospital Performance
QI(Quality Indicator:臨床評価指標)とは、病院の様々な機能や診療行為に関する情報を数値化したものです。これらの数値を継続的に評価・分析し改善等を行うことで、医療の質の向上に努めていきます。
- 病院全体に関する指標
- 治療に関する指標
- 救急に関する指標
- 薬剤に関する指標
- 各診療科に関する指標
大阪赤十字病院 病院実績
病院全体に関する指標
平均在院日数
定義
| 在院患者延べ数 | ||||
| 1 | × | (入院患者数+退院患者数) | ||
| 2 | ||||
| (精神科病棟のみの入院患者を除く) | ||||
目的・説明
患者さんが平均で何日間入院しているかを表す指標です。
在院日数の短縮は、患者さんのQOL(生活の質)向上や医療費の負担を抑えることにつながります。
紹介率と逆紹介率
定義
| <紹介率> | ||
| 初診紹介患者数 | × |
100 |
| 初診患者数-(平日時間内救急車搬送初診患者数+休日または夜間初診救急患者数) |
| <逆紹介率> | ||
| 逆紹介患者数 | × |
100 |
| 初診患者数-(平均時間内救急車搬送初診患者数+休日または夜間初診救急患者数) |
目的・説明
地域の医療機関との連携の度合いを示す指標です。
他の医療機関より、精密検査や高度な治療が必要と判断された場合、当院へ紹介されます(紹介率)。
当院での治療が終了した後は、患者さんが通いやすく日常の健康管理なども行ってくれるかかりつけ医へ
紹介を行っています(逆紹介率)。
当院は、地域医療の充実のため、地域との医療連携を推進しています。
各種患者数等
| 項目 | 2022年度 | 2023年度 | 2024年度 | 説明 |
|---|---|---|---|---|
| 1日平均延べ入院患者数(人) | 614.8 | 644.0 | 665.3 | 入院中の患者さんが1日あたり平均何人であるかを表す数です。 |
| 1日平均外来患者数(人) | 1,887.5 | 1,892.7 | 1,901.2 | 外来を受診した患者さんが1日あたり平均何人であるかを表す数です。(入院中の他科外来受診を含む) |
| 新入院患者数(人) | 20,890 | 22,021 | 23,091 | 新たに入院した患者数です。 |
| 新外来患者数(人) | 97,673 | 100,493 | 105,793 | 外来受診された患者さんのうち初診料を算定した患者数です。 |
| 死亡退院患者率(%) | 3.1 | 3.2 | 3.5 | 当院を退院された患者さんのうち、死亡により退院された件数の割合です。医療施設の特性、患者さんの年齢、疾病、重症度などが異なるため、本指標により医療施設間で医療の質を比較することは適切ではありません。 |
| 剖検率(%) | 1.1 | 0.9 | 2.1 | 剖検率とは、入院中に死亡された患者数に対する病理解剖(剖検)された患者の割合です。 |
治療に関する指標
手術件数
定義
手術室で行われた手術件数(整肢学園入院患者の手術を含む)
目的・説明
当院では、年間10,000件以上の手術が行われています。全身麻酔手術については全体の約4割を占めており、各診療科が協力し、患者さんに最善の手術を提供できるよう努めています。
内視鏡手術支援ロボット手術数
定義
内視鏡手術支援ロボットを用いて行われた手術件数
目的・説明
平成28年より内視鏡手術支援ロボットda Vinci(ダヴィンチ)Xiを導入し、より低侵襲な手術の提供が可能となりました。年々対応可能な部位も増加しています。
| 年度 | 食道 | 胃 | 直腸 | 結腸 | 肝臓 | 膵体尾 | 縦隔 | 胸腺 | 肺 | 膀胱 | 尿管 | 腎臓 | 腎孟 | 前立腺 | 鼠経 | 子宮 | 膣 | 咽頭 | 総計 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2022年度 | 28 | 26 | 60 | 19 | 9 | 5 | 8 | 0 | 29 | 16 | 5 | 28 | 5 | 47 | 11 | 35 | - | - | 331 |
| 2023年度 | 27 | 30 | 69 | 57 | 21 | 11 | 8 | 0 | 20 | 11 | 4 | 47 | 1 | 45 | 8 | 69 | 5 | - | 433 |
| 2024年度 | 23 | 40 | 54 | 67 | 11 | 6 | 7 | 0 | 30 | 20 | 18 | 31 | 3 | 39 | 0 | 92 | 7 | 1 | 449 |
化学療法件数
定義
入院 ・ 外来において、がん治療として化学療法(抗がん剤を用いた治療)を実施した患者さんの数
目的・説明
当院では、入院 ・ 外来で治療を行うことができます。
安心、安全で質の高い治療を受けていただくため、院内の様々なスタッフが連携しながら治療を提供しています。
薬剤に関する指標
術後感染予防抗菌薬の投与率
定義
術後感染予防抗菌薬を手術1時間以内に投与を開始し、手術開始までに投与が終了できている率
分子:
分母のうち、手術開始前1 時間以内に予防的抗菌薬が投与開始され、手術開始までに投与を終了している手術件数
分母:
全身麻酔手術で、予防的抗菌薬投与が実施された手術件数(術後感染予防抗菌薬の投与の適応とならない手術を除く)
目的・説明
効率的かつ適切に術後感染予防抗菌薬を使用することで、手術部位の感染を予防し、入院期間の短縮や医療費の負担を抑えることにつながります。
救急に関する指標
救急患者数
定義
①救急患者数:救命救急センターで受け入れた患者さんの数
②救急車受入件数:救急隊の要請による救急車を受け入れた件数
③重症患者数:来院時に重篤であった患者さんの数(救命救急センター充実度評価の評価項目によるもの)
④救急入院患者数:救急外来から入院となった患者さんの数
目的・説明
当院は、重症患者に限らずあらゆる救急患者に対応できる体制構築を目指していきます。
救急車受入件数
重症患者数
救急入院患者数
各診療科に関する指標
循環器内科
定義
①18歳以上の急性心筋梗塞で病院に到着してからPCI(カテーテル治療)までの時間が90分以内の患者の割合
分子:
分母のうち来院後90分以内にPCIを受けた患者数
分母:
急性心筋梗塞で入院時もしくは翌日にPCIを受けた患者数(緊急でのPCIが不要な症例含む)
②18歳以上の急性心筋梗塞でPCI(カテーテル治療)を施行した患者の転帰別割合
目的・説明
急性心筋梗塞の治療は、発症後可能な限り早期に閉塞した冠動脈の血流を再開させる治療を行うことが重要になります。
Door-to-Baloon timeとは、病院到着(Door)からPCI(Baloon)までの時間、つまり急性心筋梗塞《標準病名》と診断されてから緊急心臓カテーテル検査、治療のためのスタッフならびにカテーテル室の準備、PCIの手技までを含む複合的な時間のことであり、時間の短縮は生存率や治療後の経過に寄与すると考えられています。
近年の診断精度向上(トロポニン検査の普及)に伴う血行動態の落ち着いている症例の増加で、指標①については数値が下降傾向となっておりますが、指標②のとおり例年同様にPCI(カテーテル治療)を施行し、多くの患者さんが症状軽快し退院しております。
産婦人科
【2024年度詳細】
| 総数 | ~19歳 | 20~29歳 | 30~39歳 | 40歳~ | ||
| 分娩数 | 666 | 2 | 183 | 401 | 80 | |
| 普通分娩 | 普通分娩 | 434 | 2 | 143 | 253 | 36 |
| (うち早産) | 27 | 0 | 10 | 14 | 3 | |
| (うち多胎) | 6 | 0 | 0 | 5 | 1 | |
| 予定帝王切開 | 予定帝王切開 | 99 | 0 | 19 | 60 | 20 |
| (うち早産) | 24 | 0 | 7 | 14 | 3 | |
| (うち多胎) | 5 | 0 | 3 | 2 | 0 | |
| 緊急帝王切開 | 緊急帝王切開 | 133 | 0 | 21 | 88 | 24 |
| (うち早産) | 4 | 0 | 0 | 4 | 0 | |
| (うち多胎) | 11 | 0 | 2 | 5 | 4 | |
定義
当院における自然分娩や帝王切開、自宅分娩後の処置を行った件数
目的・説明
当院は地域周産期母子医療センターに指定されており、ハイリスク分娩も取り扱っています。合併症がある場合は、各診療科と協力し妊婦検診から分娩までトータルに管理しています。
呼吸器外科
定義
・呼吸器外科にて施行件数の多い手術
(厚生労働省指定の病院指標(ホームページ掲載)を参考)
・糖尿病や閉塞性肺疾患等の併存病有無
下記病名を併存病として選択
糖尿病
脳血管疾患(脳卒中・脳梗塞の続発・後遺症)
心疾患(狭心症・陳旧性心筋梗塞・慢性虚血性心疾患)
肺疾患(肺気腫・慢性閉塞性肺疾患・間質性肺疾患)
・2022年4月1日~2024年3月31日の3年間
目的・説明
当院に来院する患者さんの背景として、主たる疾病の治療や経過に影響を与える併存症を合併していることが非常に多いという特徴があります。院内各診療科の協力のもと併存病を合併している患者さんとしていない患者さんを遜色ないレベルで診療を行っています。
