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麻酔科・集中治療部

Department of Anesthesiology and Intensive Care Unit

科の特色・紹介

当院麻酔科・集中治療部は、昭和38年に開設され、市中病院では診療科として独立した麻酔科としては草分け的歴史があります。以来、多数の優秀な麻酔科専門医を送り出しています。

手術室での麻酔管理は勿論のこと、必然的に重症術後患者の治療にかかわるようになり、集中治療へと活動が拡がりました。

ICUでは内科・外科を問わず、呼吸・循環・代謝などの急性臓器不全をきたした重症疾患の治療を行っています。

高齢化社会となり、多くの持病をお持ちの方でも、安全かつ快適に手術をうけることが出来るよう、スタッフ一同、研鑽に励んでいます。

対象疾患

手術室での麻酔管理は手術を行う外科系全科のみならず、骨髄バンクドナーの骨髄採取など内科が行う処置にも対応しています。また緊急手術に対しても24時間365日、当直・オンコール体制にて対応しています。小児手術や大手前整肢学園の障害児手術麻酔も行っています。

ICU・CCUは心臓血管外科・脳神経外科・消化器外科などの大手術の術後管理、院内発症や救命救急センターからの重症患者、急性心筋梗塞などの冠動脈疾患患者に随時対応出来るように麻酔科・集中治療部医師と心臓血管センター医師で対応しています。

診療実績

  • 麻酔科診療実績(2021.04.01~2022.03.31)
麻酔科管理手術症例数 4,781件
小児麻酔(6歳未満) 162件
帝王切開術 186件
心臓血管手術(1群:人工心肺等使用するもの)
      (2群:血管内手術等)
72件
33件
胸部外科手術 225件
脳神経外科手術の麻酔(開頭術) 69件

  • 集中治療部(ICU)診療実績(2021 1/1~12/31)
年間ICU入室患者数 935人
人工呼吸管理症例 274件
血液浄化法施工症例 86件
敗血症 82件
ARDSを含む急性呼吸不全 136件

お知らせ

地域の医療機関の先生方へ

当院麻酔科・集中治療部のスタッフもここ数年で増えてきており、2019年には年間5000件以上の麻酔科管理手術症例に対応してきました。しかし2020年はコロナ感染症の蔓延により、一般診療の制限を余儀なくされたため、4600件前後と前年比9割にとどまりました。その中でも脳外科手術や帝王切開の症例数は1割近く増加し、内視鏡下の食道手術や呼吸器外科手術などは、前年とほぼ同数の症例を維持することができました。また夜間に関しても麻酔科スタッフを充実させて、24時間の緊急手術、ICUにおいてはCOVID-19を含めた重症患者の受入に対応してまいりました。

今後も当院で求められている外科系診療や重症疾患へのニーズにお応えできるよう、麻酔科・集中治療部のスタッフ一同、尽力してまいります。

専門医研修について

  • 2022年 麻酔科専門研修プログラム

① 当院を基幹病院とするプログラム
 専門医機構に申請中です。2022年度は定員2名を申請していますが、大阪府はシーリングのため、1名となる場合もあります。

② 他に、京都大学病院、北野病院、岸和田市民病院の連携病院です。

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