リウマチ・膠原病内科

当科について

科の特色・紹介

関節リウマチは、主病変が関節に存在するため、一般には関節局所の炎症性疾患として整形外科的な疾患と考えられがちでありますが、 実際には全身症状を伴う結合組織疾患、自己免疫疾患であります。1996年8月にリウマチ科の標榜が厚生労働省によって認められるようになったこともあり、 早期での内科的、総合的な治療の重要性が強調されるようになりました。そうした立脚点から見れば、リウマチ・膠原病内科の存在価値は実に大きいものと言えます。

当院は、日本リウマチ学会の認定施設となっております。

臓器を超えた結合組織疾患、自己免疫疾患の独自性からも、患者さんを部分的、局所的にではなくて 1 人の生活をしている人間として捉えることを心がけ、 院内の他科との連携を密にし、診断、治療をより確実なものとしています。

対象疾患・診療実績

対象疾患

関節リウマチ、リウマチ近縁疾患、血管炎症候群 ( 例えば巨細胞性動脈炎高安動脈炎、結節性多発動脈炎、顕微鏡的多発動脈炎、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、ベーチェット病、悪性関節リウマチ、リウマチ性多発筋痛症など ) を含めた膠原病、 自己免疫疾患全般 ( 例えば全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、多発性筋炎・皮膚筋炎、混合性結合組織病、シェーグレン症候群、 成人発症スチル病など ) を診療対象としています。

診療実績

年間の外来受診患者数は、のべ約10,000例です。

関節リウマチおよびその他の多発性関節痛を主訴としたリウマチ近縁疾患で、手術適応のない症例での治療計画に関しては、当科が主翼を担っています。 早期リウマチの段階で如何に上手に薬物療法を行い、将来身障者にならないようにするか、といったことに主眼を置きます。 患者さんにリウマチに関するパンフレット、ビデオなどをお渡しし、病気に対する認識を深めていただきます。 QOL の面から可能な限り通院治療を優先しますが、確定診断、重篤な合併症(肝、肺、腎など)による難治例の治療、 最先端の特殊治療 ( 治験も含めて ) の開始などの場合は、入院が前提となります。なお、当院では生物学的製剤 ( 抗サイトカイン療法 ) による治療は、患者さんのご希望により、入院でも通院でも同じように行えるようにしております。

関節リウマチおよびリウマチ近縁疾患以外のいわゆる膠原病、自己免疫疾患では、ステロイド剤に代表される免疫抑制剤による治療が主体となります。 副作用の早期発見には細心の注意を払いますが、効果が発現しないような過少投与では全く意味がないため、薬剤の作用、副作用について患者さんおよびご家族さんに十二分に説明し、 納得された上で具体的な治療方針を決定しており、そうした治療成績は非常によい結果をあげております。

お知らせ・その他

当科での診察をご希望される患者さんへ

初診患者さんの受付は、月曜日のみとさせていただいております。当科での診察をご希望される場合は

  1. かかりつけの医療機関で当科の診療事前予約をしていただき、
  2. 紹介状をお持ちいただく

ようにお願いいたします。

リウマチ・膠原病の患者さんは、一般的に病歴、症状が非常に複雑です。

紹介状のない患者さん、そして紹介状があっても予約がない患者さんは、症状の内容の把握に多くの時間が必要で、患者さんを長時間お待たせすることになりかねません。

そのため、お申し込みなく来られた患者さんは、場合により診察をお断りする場合がありますので、ご了承ください。

当科をご紹介いただく先生方へ

患者さんをご紹介いただく際には、地域医療連携室のご案内を通して、事前予約をお願いいたします。

毎週月曜日に10名の新患枠を設定しております。

リウマチ・膠原病の患者さんは、一般的に病歴、症状が非常に複雑です。

予約なしの受診では、紹介状を持参されたとしても、症状の内容の把握に多くの時間が必要で、患者さんを長時間お待たせすることになりかねません。

そのため、場合によりお申し込みなく来られた患者さんに関しては、診察をお断りする場合もあります。

何卒ご理解の程、よろしくお願いいたします。