大阪府アレルギー疾患医療拠点病院
Core Hospital for Diagnosis and Treatment of Allergic Diseases
大阪府アレルギー疾患医療拠点病院
大阪赤十字病院が
「大阪府アレルギー疾患医療拠点病院」に選定されました。
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アレルギー疾患は、国民の約半数が罹患しているとの報告もあり、国では、「アレルギー疾患対策基本法」の制定、「アレルギー疾患対策の推進に関する基本方針」を策定し、アレルギー疾患に関する医療提供体制の整備や国民への普及・啓発・情報提供等の対策を総合的に推進することとしています。大阪府においても、法律や指針を踏まえたアレルギー疾患対策の充実・強化を進めており、府内のアレルギー疾患患者さんが、適切な医療を受けられるよう、アレルギー疾患の専門病院と地域の一般病院・診療所、薬局等との診療連携体制の構築を目指しています。このたび、その拠点となる「大阪府アレルギー疾患医療拠点病院」を公募し、平成30年6月1日付けで、下記4病院が選定されました。(順不同)
- 近畿大学医学部附属病院(大阪狭山市)
- 関西医科大学附属病院(枚方市)
- 大阪はびきの医療センター(羽曳野市)
- 大阪赤十字病院(大阪市天王寺区)
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拠点病院の期待されている役割は下記の5項目
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1. 診療
- 重症・難治性アレルギー疾患に対し、複数診療科が連携し、診断、 治療、管理を行う
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2.情報提供
- 患者・家族・地域住民に対し、アレルギー疾患に関する適切な情報
- 都道府県協議会が企画する患者・家族向けの講習会や地域住民向けの 啓発活動等に主体的に取り組む
当院では、アレルギー疾患に対する相談について、Eメールでの相談を受け付けております。下記のメールアドレスに相談内容を記載し、送信下さい。(なお、回答にはお時間を頂戴する場合もございます。
また、土日祝日や平日17時以降、病院の閉院時は既読できません。開院時の対応になりますので、緊急時の相談や対応等はメールでは受付できませんので、あらかじめご了承下さい。)送信先:ij1@osaka-med.jrc.or.jp
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3.人材育成
- 医療従事者の知識・技能の向上に関する研修への積極的関与
- 保健師、栄養士、児童福祉施設等の職員に対する講習会等への積極的関与
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4.研究
- 都道府県におけるアレルギー疾患の実状を継続的に把握するための調査分析を行う。
- 国が行う研究等に協力する
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5.医学的見地からの助言・支援
- 学校・福祉施設、市町村への医学的見地からの助言及び支援