地域がん診療
連携拠点病院について
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地域がん診療連携拠点病院

当院は、地域がん診療連携拠点病院です。
全国どこでも質の高いがん医療を受けることができるようがん医療の『均てん化』の実現に向け、各都道府県による推薦のもとに2次医療圏に1カ所程度整備することとして厚生労働大臣が指定した病院です。
当院は、地域がん診療連携拠点病院として、専門的・標準的ながん集学的治療(手術・抗がん剤・放射線などの組み合わせ)の実施、緩和ケアの提供、地域の病院・診療所との連携、がん相談支援、がん情報の提供、がん登録を実施し、地域におけるがん医療の充実に努めております。

がんゲノム医療連携病院

当院は、2018年4月に「がんゲノム医療連携病院」として厚生労働省に認定され「がんゲノム医療中核拠点病院」である京都大学医学部附属病院と連携して「がんゲノム医療」を行なっています。現在3種類の「がん遺伝子パネル検査」が一定の条件を満たすがん患者さんに保険適用となっており、当院でも実施しています。一度に数百のがん遺伝子を解析する検査結果の解釈は難解であり、多職種から成る専門家会議である「京大エキスパートパネル」に参加し、検討しています。遺伝子レベルで患者さんにより異なる発がんの機序を知り、治療方針を選択することで、プレシジョンメデシン(精密医療)を実現しています。当院では、患者さんに結果や治療選択の説明を行っております。詳しくは、「がんゲノム医療」のページにて解説しています。

小児がん連携病院

当院は、2019年11月に「小児がん拠点病院」である京都大学医学部附属病院の推薦により、小児がん医療において、質の高い医療及び患者支援を多くの患者さんに提供できるよう、医師をはじめとする一定水準以上の専門の医療スタッフ、一定の医療設備を設けている医療機関として、各地域ブロック協議会(当院は近畿ブロック協議会)で協議の上、地域の小児がん診療を行う連携病院として指定されました。