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院長のご挨拶

Greeting from the Director

院長のご挨拶

大阪赤十字病院院長 坂井 義治

これまでの3年間、新型コロナウイルス感染症に対する様々な感染対策にご理解とご協力をいただき心より御礼申し上げます。この感染症も5月8日より感染症法上の扱いが2類相当から5類へ移行しました。これに伴い、当院も面会制限を徐々に緩和しています。一方、全国的な感染者数の再上昇を鑑み、院内でのマスク着用は継続しますので、ご協力いただきますようお願い申し上げます。今後も感染状況によっては、再度感染対策を強化させていただきます。

さて、当院の理念と基本方針は別項に掲載しておりますが、令和4年から3年間の中期計画に取り組んでおり、それらをご紹介致します。

大阪赤十字病院院長 坂井 義治

1) スリム化

今後の人口減少と疾病構造の変化に対応するため、厚労省の指導のもとに全国の病院の機能再編が進められています。当院はこれまで同様に高度急性期病院として地域医療に貢献する所存です。しかし、急性期病床の需要減少に応じるため、昨年は55床を削減し、急性期病床は802床となりました。今年度はSCUの増床とHCUの新設に伴い、急性期病床をさらに26床削減する予定です。

2) 高機能化

当院は救命救急センター、地域がん診療連携拠点病院、大阪府地域周産期母子医療センターなど多くの指定・承認をいただき高度急性期病院としての役割を果たしてきました。この役割を継続するために高度医療機器を導入しリノベーションを進めています。昨年は以下の3点を整備しました。

①遺伝子導入細胞療法 (CAR-T療法)の施設認定(令和4年4月)

②手術支援ロボットの追加設置(令和4年5月)

③ハイブリッド手術室の新設(令和4年12月)

今年はさらに重症脳神経疾患ケアに対応するSCUを3床から6床に増床するとともに、高度ケアユニットHCUを16床新設します。

3)情報発信

私達の診療活動・診療情報に迅速かつ容易に触れていただけるようInstagram・Lineの開設、病院紹介動画のホームページへの掲載を行っております。
ぜひご活用ください。

大阪赤十字病院のキャッチフレーズは「すべては患者さんの笑顔のために:all for the patients’ smile」です。この目標に向かってこれからも日々研鑽してまいります。

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