先輩看護師の声
Interview

新人看護師
循環器科・泌尿器科病棟勤務Tさん(2022年入職)

患者さんが辛いときに一番近くにいる看護師に。

糖尿病の家族のために看護師になればなにか役に立てるのではと思いるのではと思い看護師を目指しました。九州豪雨災害のボランティア活動に参加した経験から、困難な時こそ助け合いが大切であると感じ、災害救護で活している大阪赤十字病院を選びました。このコロナ禍で家族と面会もできない中で、手術を目前にして不安や孤独感を抱える患者さんも多くいます。患者さんが一番辛いときに一番近くにいる看護師として、優しさと心のこもった看護を提供して、患者さんの心の拠り所になるような看護師でありたいと思っています。

〈これから看護師を目指す方へ〉
大阪赤十字病院は、部署全員で新人をしっかりとフォローアップしてくださり、年齢や経験に関係なく互いに感謝の言葉をかけ合ったりする温かい雰囲気がある職場です。

新人看護師 循環器科・泌尿器科病棟勤務 Tさん

新人看護師
消化器外科病棟勤務Kさん(2022年入職)

やさしいチューターさんに助けられています。

私が看護師を目指したきっかけは、中南米の国ボリビアを訪れた時に、医療が行き届かない村で懸命に献身する看護師さんの姿を見て、自分も人の役に立てる仕事がしたいと思ったからです。大阪赤十字病院を選んだ理由は、新人への研修や学習プログラムなど教育体制が充実していたからです。現在は消化器外科の病棟で勤務しています。術後の経過や痛みの有無も患者さん一人ひとり異なるので、それを把握して看護師として適切に寄り添うことは新人の私にはまだ難しいですが、常にチューターさんと相談しながら仕事を進めています。多くの経験を積んで看護技術を磨き、将来は国際救援部の看護師として活躍していきたいです。

〈これから看護師を目指す方へ〉
ものすごくやりがいのある仕事、赤十字の看護師になってよかったと思う日々です。皆さんと一緒に看護師として頑張って行きましょう。

消化器外科病棟勤務 新人看護師 Kさん

チューター
循環器科・泌尿器科病棟勤務Kさん(2020年入職)

新人看護師と一緒に解決していきます。

新人看護師と積極的に話をする機会を作り、困っていることなどを聞き取り一緒に解決していきます。自分も新人の時にしんどかったことを伝え、共感しながらアドバイスするようにしています。振り返りの際には必ずポジティブフィードバックを行い、新人が自分で成長していると実感できるように伝えています。病棟には、がん患者さんが多く入院されていて、最後は自宅に帰りたいとおっしゃる方も多くいらっしゃいます。できることを精一杯実現してあげることが、寄り添う看護につながっていると感じます。そんなことも伝えていけたらと思っています。

〈これから看護師を目指す方へ〉
患者さんからの「ありがとう」はとても嬉しく看護師になってよかったと感じる瞬間です。一緒に頑張りましょう。

チューター 循環器科・泌尿器科病棟勤務 Kさん

チューター
消化器外科病棟勤務Nさん(2019年入職)

新人が病棟に馴染めるようにサポートします。

両親が看護師をしていたので、自然にこの道を目指しました。父からは国家試験はコツコツと気を緩めず準備をすることが合格の秘訣とアドバイスをもらいました。チューターとして新人にすすんで話しかけ、コミュニケーションをとりながら勉強面のサポートや精神面のフォローも心がけています。現在、消化器外科病棟に勤務しており、手術後 1,2 週間で退院されていく患者さんも多く、退院後の生活状況の聞き出すなかで、食事指導やリハビリ指導も大切な仕事となっています。チーム医療の一員として看護師の役割はますます重要になる中で、今後はチームの先頭になり引っ張っていけるように頑張りたいと思っています。

〈これから看護師を目指す方へ〉
大阪赤十字病院には多くの男性看護師が活躍していますので、男性同士の情報交換や相談も気軽にできます。生涯やり続けられる仕事として看護師の道を邁進してください。

チューター 消化器外科病棟勤務 Nさん

看護係長
耳鼻咽喉科・頭頚部外科病棟勤務Yさん

「看護師の仕事はおもしろい」と感じてもらいたい。

私は新人看護師の育成と部署全体の教育支援、若いスタッフの活性化とチャレンジしやすい職場づくりを担っています。つまり、新人スタッフがいきいきと働くことができ、「看護師の仕事はおもしろい」と感じてもらうための環境づくりです。看護師の仕事は夜勤もありストレスが溜まりやすい職場ですが、大阪赤十字病院は福利厚生制度も充実しているので、休みも充分に取ることができ、ワークライフバランスを保つことができます。看護師として次のステップを目指してもらうために、楽しみながら快適に働くことかできる環境づくりに尽力しています。

〈これから看護師を目指す方へ〉
大阪赤十字病院で看護師としての知識と技術と経験を磨けば、全国どこででも一人ででも、しっかりと生きていけますよ。

看護係長 耳鼻咽喉科・頭頚部外科病棟勤務 Yさん

看護係長
循環器科・泌尿器科病棟勤務Kさん

私たちが全力でサポートしていきます。

看護係長として、業務を通して適切な看護が提供できるよう、スタッフの指導や支援を行っています。新人教育に関しては、教育担当者として部署全体で新人育成ができるよう、 育成計画を立案・実施・評価しています。自分本位ではなく、人を思いやる気持ちを持てることが基本ですが、新人看護師それぞれの個別性を大切にしながら得意なところを伸ばせるように心がけています 。入職直後にリアリティショックに打ちのめされることがあるかもしれませんが、 大丈夫です。私たちが全力でサポートしていきますから、安心して入職してください。

〈これから看護師を目指す方へ〉
患者さんが回復していく姿や患者さん、ご家族から温かい言葉をいただくこともあり、看護師はとてもやりがいがあります。

看護係長 >循環器科・泌尿器科病棟勤務 Kさん

実践者ラダーI
救急病棟勤務Nさん(2020年入職)

患者さんのご家族にも安心していただけるように。

祖母と母が看護師、父がケアマネジャーをしている家庭でしたので、ごく自然に看護師を目指しました。現在は救急病棟で勤務しています。毎日、分刻みで重傷の患者さんが救急車で運ばれてくる戦場のような職場です。入職当初は目前の処置をミス無くこなすことで精一杯でしたが、 3 年目となって、ようやく周りが見え始めてきたという感じです。ある日突然に日常生活から切り離されて入院される急性期の患者さんは、どなたも大きな不安を抱えています。患者さんの状態を家族に伝えて、ご家族にも安心していただくことも、より寄り添う看護の一環だと思っています。今後は在宅医療の重要性がさらに増していくので、在宅看護領域の学習も深めていきたいです。

〈これから看護師を目指す方へ〉
規模の大きな病院なので、急性期から慢性期、リハビリや介護まで、広範囲な他職種のスタッフと接する機会も多く、幅広い経験が得られます。

実践者ラダーI 救急病棟勤務 Nさん

実践者ラダーⅡ
循環器病等勤務Tさん(2017年入職)

実地指導者として新人さんをサポートしています 。

高校での進路決定の際に、他者のためや自分の成長のためになるやりがいのある仕事がしたいと希望し、看護師の道へ進みました。 5年目となり、入職した新人さんが一人前の看護師になれるように指導する仕事をしています。心が疲れていないか、しんどくなっていないか、オフ日もしっかり休めているかなどを折に触れて話をするようにしています。ストレスがしっかり発散できているかが、看護師を続けていく上でとても重要です。自己管理だけではまかなえない部分をサポートしていきます。新人さんに伝えることは、自分のやりがいや目標をもっていてほしいということ。そうすれば看護がどんどん楽しくなっていきます。

〈これから看護師を目指す方へ〉
患者さんが少しずつ回復していく姿に寄り添うことは喜びの体験です。ぜひそれを味わってください。

実践者ラダーⅡ 循環器病等勤務 Tさん

実践者ラダーⅢ
産婦人科病棟勤務Kさん(2015年入職)

出産という大切な瞬間に寄り添いたい。

私は大学で心理学を専攻し、育児に向かう心理を研究していました。当初はカウンセラーになろうと思っていましたが、育児を前向きに行うための支援を行うには、助産師になったほうが良いと考え、看護師を目指しました。業務としては、妊婦健診、保健指導、分娩介助、産褥期の看護、新生児の看護をしています。出産という母子にとってもっとも大変な時期を乗り越え、育児技術を習得されていくお母さんの姿を見るのが一番の喜びです。反対にマタニティブルーに陥りやすい時期でもあり、傾聴で患者さんのかすかな表情の変化も観察していくことが、寄り添う看護につながっていくと思います。

〈これから看護師を目指す方へ〉
大阪赤十字病院は地域周産期母子医療センターでもあるので、出産、育児に関する看護を希望する方にはまさに最高の環境です。

実践者ラダーⅢ 産婦人科病棟勤務 Kさん

慢性心不全看護認定看護師
外来勤務Kさん

チーム医療の担い手として。

私は心不全の認定看護師として、循環器外来や心臓リハビリテーションで受診される機会を通じて、医師・理学療法士・栄養士などの他職種とも連携しながら、心不全患者・家族の在宅における療養上の問題や不安等に対する支援を行っています。患者さんが退院後も自分らしい生活が維持できるように、また再入院することがないように家庭におけるリハビリ指導の重要性を感じています。がん患者さんは自分らしく余生を生きることが一般的で支援が得られるのに、なぜ心不全患者さんは得られないのかと考えるようになり、微力ながらも支援できないかと認定看護師を志しました。

〈これから看護師を目指す方へ〉
看護をとおして他者の人生に触れ、学び、それにより自分自身を知ることができます。多職種で問題を解決していく過程など、貴重な経験があります。

慢性心不全看護認定看護師 外来勤務 Kさん