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リハビリテーション

家庭でより効果的な療育を行っていただくため、外来にてリハビリテーションを行います。
医師の指示により、ボイタ法・機能訓練などの理学療法、及び作業療法、言語聴覚療法を行っています。

理学療法(PT)

ボイタ法やその他の運動療法を行い、お子さんの運動発達及び機能改善を
促していきます。また、家庭でも続けられるように、
家族の方にリハビリテーション・生活指導も行います。

ボイタ法とは
 ボイタ法は、小児神経科医のボイタ博士が1950〜1960年代にかけて治療原理を確立した運動療法です。
お子さんにうつ伏せや仰向けの特定の姿勢(出発肢位)をとっていただき、身体の特定の部位(誘発帯)を刺激することで全身に運動反応(反応)が繰り返し引き出される運動療法です。

適応
脳性麻痺・脳性麻痺危険児・中枢性協調障害・PVL
脳炎脳症後遺症・その他後天性疾患(成人の脳梗塞・脳卒中なども含む)
二分脊椎・分娩麻痺・脊髄損傷(事故後遺症も含む)
筋疾患・その他退行性疾患 染色体異常症・奇形症候群
呼吸障害・摂食嚥下障害
側弯症・斜頚・先天性股関節脱臼・臼蓋形成不全症・骨関節疾患 O脚・X脚・内反足・その他整形外科的疾患
治療効果
姿勢が安定して良くなり、目的に応じての手や足が使いやすくなります。
吸う、飲む、噛むなどの口腔機能が改善し、声が大きく、強くなります。
呼吸が大きくまた深くなり、規則正しくなります。
睡眠や覚醒リズムが改善します。

作業療法(OT)

遊びを中心とした色々な作業活動を通じてお子さんの発達の課題
(運動機能、学習の基礎となる能力、日常生活動作、コミュニケーションなど)
に対して生活支援を行います。また、生活用具の工夫・相談も行います。

言語聴覚療法(ST)

言葉の発達を促すように、パズルや絵本の教材を用いて、言語聴覚療法
を行います。また必要に応じて「かむ・飲み込む・吸う」などの摂食療法
も行います。


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