イベント情報

親と子の防災体験セミナー「災育」

このセミナーは、地域防災力の向上を目的とし、現在の社会の担い手と、20年、30年後の社会の担い手に、防災について学んでもらう体験型のセミナーとして、毎年8月第1日曜日に病院を開放して行われています。対象は、小学校4年生から6年生の児童とその保護者で、10回目の開催となる2019年度は595名の方々が参加し、盛況のうちに終えることができました。

昨年は、大阪北部地震、西日本豪雨、大型台風、北海道胆振東部地震と相次ぐ自然災害が日本列島を襲い、防災への備えを一人ひとりが考え、行動する意識がより一層高まっています。趣旨に賛同し、参加していただいている防災機関や企業もどうしたら参加者の皆さんに楽しみながら学んでもらえるか創意工夫を凝らし、実体験できる数多くのブースを展開していただきました。大阪市消防局は、地震の揺れや煙の怖さと避難方法を体験し、適切な安全行動をとることができるよう起震車や煙体験を実施しました。大阪府警察は、災害時に使用する特殊車両やパトカーなどの緊急車両を展示しました。陸上自衛隊の展示ブースでは、普段見ることができない手術車両などの展示やロープワークの体験を実施しました。その他天王寺区役所の防災かるたや大阪市水道局の応急給水車など、開催時間内に回りきれないほどのブースが展開されました。また、当院からも毎年大人気の傷の特殊メイクや無線体験をはじめ、身近なものを使った応急手当やAEDの使い方など、より実践的な体験ができるブースも展開しました。参加された方からは「普段の生活に密着したアドバイスが得られ、日頃の準備に大変役立ちました。」といった声も聞かれ、本セミナーを通じて、防災について新たな知識を得るとともに、家族で話し合うきっかけになったと思います。

2020年度も8月第1日曜日に開催予定です。オリンピックに負けない熱狂を皆さまにお届けできるよう万全の準備をしてお待ちしています。詳細は、2020年6月中旬以降に当院ホームページ、国際医療救援部Facebook等でお知らせいたします。

2019年災育の様子


陸上自衛隊のロープワーク体験


大阪市消防局の起震車体験


大阪府警察の救助車両展示


大阪市水道局による応急給水体験


いえまですごろく(防災ボードゲーム)


野外手術室の展示


応急手当


地震に関する講演


防災かるた(天王寺区役所)