学校長挨拶

大変残念ではありますが、令和2年度を最後に、学生募集を停止いたしました。 大阪赤十字看護専門学校は明治42年に創立された看護婦養成所を前身とし、昭和51年に現在の専門学校に改称されました。100有余年の長きにわたる看護教育の伝統を持ち、これまで多数の優れた看護師を養成してきました。ご支援を頂きました皆様に心よりお礼申し上げます。

本校の特色は大阪赤十字病院での実習を中心とした、優秀な指導者による少人数の実践的な看護教育であり、学生一人ひとりの能力・特性に沿った個人指導を教育の基本方針としている点であります。さらに大阪赤十字病院の理念である「人道・博愛の赤十字精神に基づき、すべての人の尊厳をまもり、心のかよう高度の医療を目指します」を実現するための基本方針の一つに「国内および国外の災害救護、医療援助に積極的に参加します」とあり、災害看護、国際救援、ボランティアなど本校ならではの幅広い社会活動も学びかつ実体験することができます。卒業後は大阪赤十字病院への就職はもちろん、各種専門看護師や国際医療救援活動への道もひらけています。実際にこれまで多数の卒業生が保健医療活動はもとより、看護教育の指導者として、あるいは国内外での医療救援活動で活躍しています。

優秀な看護師を育てることは赤十字の大きな事業の一つです。令和2年4月に入学された学生の皆さんは、本校の最後の卒業生になりますが、特色ある教育プログラムの中で新しい医学を学び、看護知識と技術を身につけ、患者から信頼され受け継がれてきた赤十字の看護の伝統を継承して頂きたいと思います。

(令和2年4月1日)
学校長 坂井義治

学校長挨拶

大阪赤十字看護専門学校は、1909年大阪赤十字病院の設立と同時に修業年限3年の救護看護婦養成所を開設し、昭和25年高等看護学院、昭和51年専修学校制度の発足に伴い、看護専門課程の専修学校として認可され、専門学校と改称し現在に至っています。
その間、平成26年3月末現在、6,196名の卒業生を送り出し、臨床看護をはじめ保健師・助産師・養護教諭・看護学校教員等として多方面に亘る職域で活躍しています。
尚、卒業生の中からは12名のナイチンゲ−ル章受賞者を出す、輝かしい歴史を持っています。

(平成26年4月)

 

 

学校長挨拶

1909年 日本赤十字社大阪支部病院、救護看護婦養成所創立
1945年 施設を連合軍に接収され在校生は阿武野分院(現在の高槻赤十字病院)と桃山病院の津守分院に分散し教育する。
1946年 大阪赤十字病院救護看護婦養成所と改称
1947年 大阪赤十字甲種看護婦養成所と改称
1949年 大阪赤十字看護学院と改称
1950年 大阪赤十字高等看護学院と改称
1976年 学校教育法の一部改定に伴い大阪赤十字看護専門学校と改称
1994年 全寮制を廃止する。
2005年 寄宿舎の廃止
2009年 2009年5月8日 創立100周年

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