• 背景色の変更
  • 文字サイズの変更

病理診断科

Department of Diagnostic Pathology

科の特色・紹介

病理診断科部は、患者さんから手術、生検などにより摘出もしくは採取された組織、細胞について、それを顕微鏡的に検索し、正しい組織診断、細胞診断を下すことが第一の責務です。現代医学において、疾患の概念形成あるいは分類などは、殆どの場合病理学的所見を基盤として構築されており、病理診断は通常、最終診断として取り扱われます。

病理診断科部はその業務の性質上、患者さんと直接に接する機会はほとんどありませんが、臨床医(主治医)と患者さんの間に介在する「知識を持った第三者」として、現代の医療において極めて重大な役割を果たすものです。

モットー:「正確な病理診断は適切な治療の第一歩である。」

業務内容

ホルマリン固定HE標本、細胞診をはじめとして術中迅速病理診断、各種特殊染色、免疫組織染色を行っております。また、院内で電子顕微鏡の標本作成および観察、診断を行っております。また特殊検査として腎臓内科との連携で腎糸球体病変の蛍光抗体法を行っております。

診断内容についての問い合わせは随時対応しております。

診療実績

令和4年度

  • 病理組織診断:10,912件(29,266ブロック)
  • 細胞診:8,599件
  • 病理解剖:7件
  • 日本病理学会認定研修施設

お知らせ

地域の医療機関の先生方へ

他院で診断されました病院組織標本の再検討のご依頼は、当該外来診療科を通して受け付けております。よって患者さんが標本をご持参される場合は外来診療科で標本をお預かりし、後日説明するという形を取っております。

また、治療方針の決定に際して紹介元で作成されました病理組織の再検討が必要となることがございます。臨床各科の主治医を通じて標本の貸し出しをお願いすることもございます。標本は返却いたします。お手数とは存じますが、何卒ご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。

トップに戻る