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新生児・未熟児科

Department of Neonatology and Prematurity

科の特色・紹介

当科は、NICU6床、GCU6床、一般新生児室を有し、常時10人前後の治療が必要な新生児の診療を行っております。

地域周産期母子医療センター及びNMCS(新生児診療相互援助システム)認定施設として、産科部門と連携し、院内出生児の対応、新生児搬送及び母体搬送からの病的新生児の受け入れを24時間体制で積極的におこなっています。人工呼吸は、ベンチレーター3台、SiPAP2台、nDPAP3台稼働可能となっています。

小児外科部門とも連携し、外科的治療を必要とする新生児の受け入れもおこなっています。

日本周産期・新生児医学会の指定研修施設として、後進の指導にも当たっています。

対象疾患

  • 新生児疾患全般の診療を行っています。
  • 超低出生体重児、極低出生体重児をはじめ、小児外科疾患、人工呼吸器を要する疾患や一酸化窒素吸入療法にも対応可能です。
  • 手術を要する心疾患やECMO、脳低温療法を要する患者さんは対応可能な近隣の病院への転送を行っています。

診療実績

令和4年度

  • 治療実績
NICU+GCU入院患者数 206人
母体搬送数による入院患者数 11人
新生児搬送による入院 41人
低出生体重児 66人
超低出生体重児 6人
極低出生体重児 9人
呼吸管理 56人
双胎 17組
手術 4人

  • 主な疾患(新生児室入院含む、重複あり)
呼吸窮迫症候群(RDS) 26人
胎便吸引症候群(MAS) 7人
新生児一過性多呼吸 41人
動脈管開存症(PDA) 8人
神経疾患(脳内出血・痙攣等) 3人
染色体異常・奇形症候群 6人
心奇形 3人
早発黄疸 2人
未受診・自己分娩 1人

お知らせ

地域の医療機関の先生方へ

  • 診察・入院依頼の患者さんのご紹介について

当院NICUへの入院は、原則として施設間転院とし、参加施設から直接当院へ、あるいはNMCSを介しての入院となりますが、一旦退院されたお子様についても小児科病棟で対応可能な場合もございますのでお気軽にご相談ください。

  • 新生児・未熟児科勉強会のご案内

新生児蘇生講習会を不定期に開催しております。新たに受講を希望される方、更新のためにSコースを受講希望の方がおられましたらご相談ください。また、ご相談いただきましたら出張開催も考慮いたします。

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