トップページ救護活動・救護教育救援活動への取り組み

救護活動・救護教育

紛争地域や災害地域へ医療救援や生活向上のための支援を行っています。

赤十字の誕生

アンリー・デュナン

1864年スイス人のアンリー・デュナンの提唱によりジュネーブ条約が調印され、国際赤十字が誕生しました。赤十字の活動の特色は、各国赤十字社による国際的ネットワークがあり、災害緊急支援から復興支援や保健事業、など幅広い事です。

日本赤十字社

日本赤十字社は1877年西南戦争の際「博愛社」として設立され、その後「日本赤十字社」に社名を改称し、現在に至っています。 1888年「磐梯山噴火」に対して、救護活動を行ったのが平時における活動の最初で、その後救護活動を事業の一つとしました。

その後現在まで、「国際活動」「国内災害救護」は日本赤十字社の重要な事業です。 大阪赤十字病院は、全国92か所ある赤十字病院の中で中心となる5つの「国際医療救援拠点病院」のひとつで、「国際活動」「国内災害救護」に多数の看護師を派遣し、そのための教育体制も整えています。

国際救援活動

大阪赤十字病院は、「国際医療救援拠点病院」の中でも特に積極的に国際活動に看護師を派遣し、様々な国で医療支援や地域保健活動を行ってきました。 国際活動を行う看護師の育成にも力を入れており、国内外の研修参加への支援、キャリアアップのための助言やサポートも充実しています。その中でも国際ラダーを取り入れ国際活動の実践能力レベル向上を図っています。

麻酔科・集中治療部看護係長 川瀬佐知子

【国際ラダーⅣ】 麻酔科・集中治療部看護係長 川瀬佐知子
 「国際活動に携われるような看護師になりたい。」と、大阪赤十字病院に就職しました。それから約8年病院での臨床経験を積んで、2008年に国際救援要員として登録されました。初めての派遣は2009年で、緊急医療救援チームの一員としてジンバブエで約1ヶ月間活動しました。人、食事、文化、全てが初めて出会うものばかりでとまどいの連続でしたが、チームや現地スタッフに支えられ、無事に活動を終了しました。その後バングラデシュやネパールなどでの経験を経て、2013年に国際ラダーⅣを取得しました。当院には国際救援部があるため、職員からのサポートや理解が得られやすく、とても心強く感じています。現在は集中治療部で働いていますが、国内・国際での経験を活かして、今後も活動を続けていきたいと考えています。

活動実績
国内救護活動

大阪赤十字病院は国内救護を行うための研修や訓練を積極的に行い、これまで多くの救護活動を行ってきました。そのため経験豊かな職員が講師となり実践的な研修を受ける事ができます。

13B病棟看護係長 直本 宏

13B病棟看護係長 直本 宏
 普段は病棟で看護係長として勤務していますが、大規模な災害が発生した際には赤十字救護員として被災地での救護活動を行っています。2011年の東日本大震災では宮城県や岩手県で、2016年の熊本地震では南阿蘇地区で活動しました。被災地での活動内容はdERU(仮設診療所)を設置しての診療活動や避難所の巡回診療、予防保健活動、こころのケアなど多岐にわたります。それらに対応できるように、看護師としての経験を積み自己研鑽に努めると共に、救護員研修やこころのケア研修、災害訓練などを行い、災害時の活動に備えています。救護活動の際には、被災者の方たちから「赤十字が来てくれた」「安心した」という声も聞かれ、赤十字に対する信頼感を感じます。その信頼に応えるためにも、今後も災害救護活動に向けての備えをしていきたいと思います。

活動実績